婚活の同時進行は、いつまで続けていいのだろう。
あなたは今、その答えを探しているのかもしれませんね。
複数の方とやり取りをし、何人かとお会いしながら、自分に合う人を探していく。それは婚活では珍しいことではありません。むしろ、合理的で効率的だとも言われます。それでも、心のどこかがざわつくのではないでしょうか。
「こんなことをしていていいのかな」
「誰かを傷つけていないかな」
「いつまで続けるのが普通なの?」
そう思ってしまうのは、あなたが不誠実だからではありません。むしろ、誠実であろうとする気持ちがあるからこそ、迷うのです。
婚活の同時進行に明確な“期限”はありません。三回目のデートまで、仮交際中まで、本命が決まるまで。いろいろな意見があります。でも、本当に大切なのは「いつまでが一般的か」ではなく、「あなたはどんな関係を築きたいのか」という視点です。
同時進行がつらくなってくる瞬間があります。
連絡を返すことが義務のように感じたり、スケジュールが埋まっているのに心が満たされなかったり。誰と会っても、どこかで別の誰かのことを考えてしまったり。
そのとき、あなたの心はもうサインを出しています。
婚活は、数をこなす競争ではありません。
あなたがこれから何十年も共に生きていく相手を探す時間です。効率よりも、納得のほうがずっと大切です。
同時進行をしていると、「もっといい人がいるかもしれない」という感覚が消えにくくなります。選択肢があることは安心でもありますが、同時に覚悟を鈍らせることもあります。どの人にも100%の気持ちを向けきれない状態が続くと、関係はなかなか深まりません。
では、いつまで続けていいのでしょうか。
私はよく、こうお伝えします。
「誰か一人と、きちんと向き合いたいと思えたときが一区切りですよ」と。
それは、相手が完璧だからではありません。
条件がすべて揃ったからでもありません。
「この人を、もう少しちゃんと知りたい」
「この人との時間を大切にしてみたい」
そう思えたときです。
その気持ちが芽生えたなら、一度、他のご縁を整理してみるのも一つの選択です。怖いですよね。もしうまくいかなかったら、と考えると不安になります。でも、本気で向き合うとは、少しの勇気を差し出すことでもあります。
逆に言えば、まだ誰にも心が動いていないのなら、無理に一人に絞る必要はありません。焦って決めることは、あなたの未来を急いで決めることにもなります。心が動く前に「期限だから」と切り上げる必要はないのです。
大切なのは、罪悪感で動かないこと。
そして、恐れだけで続けないこと。
同時進行をやめるタイミングは、外側のルールではなく、あなたの内側の納得感が教えてくれます。
もし今、疲れているのなら、それはあなたが一生懸命向き合っている証拠です。
もし迷っているのなら、それは真剣だからこそです。
婚活がうまくいかないと、「私のやり方が悪いのかな」と自分を責めたくなりますよね。でも、迷いながら進んでいる今のあなたは、とても誠実です。
覚えていてください。
結婚は早く決めた人が勝ち、ではありません。
納得して決めた人が、幸せに近づくのです。
同時進行をいつまで続けるか。
その答えは、「この人と向き合いたい」と思えた瞬間に、自然と見えてきます。
焦らなくて大丈夫です。
あなたは、ちゃんと考えられる人です。
そして、ちゃんと愛せる人です。
迷いながらでもいいのです。
少しずつでいいのです。
あなたの婚活は、あなたの人生そのものです。
どうか、他人の基準ではなく、あなたの心の温度を基準に選んでください。
その選択は、きっと間違いではありません。