「昨日送ったLINE、既読はついたのに返事がこない…」

それが1日、2日と続くと、「もう脈なしなのかな」「嫌われたのかも」と不安になる女性は多いものです。婚活中のLINEは、恋愛と違い“判断される場”でもあるため、なおさら既読スルーには敏感になってしまいます。

でも、実は“既読スルー”=“終わり”とは限りません。
むしろそのタイミングこそ、相手の本音を見極め、印象を挽回する“最後の一手”を打つチャンスでもあるのです。

この記事では、既読スルーの裏にある男性心理を解説しつつ、「もう終わりかも」と思った関係を立て直した女性たちの体験談を交えて、“本音を変えるLINE術”を徹底解説します。

既読スルー=即終了とは限らない理由

男性は「返信しない理由」をいちいち説明しない

女性はLINEを“会話の延長”として捉えがちですが、男性は「用件がなければ返さなくてもいい」と考えている人も多く、特に婚活に慣れていない男性ほど、LINEにマメではありません。

忙しさや心理的距離で“様子見”するケースも

仕事が忙しかったり、関係性に迷いがあるとき、一時的に連絡を控える男性もいます。そのため、1〜2日既読スルーされたからといって、すぐに脈なしと判断するのは早計です。

返信を求めすぎると逆効果になることも

「なんで返信くれないの?」という追いLINEや詰めるようなメッセージは、相手の気持ちをさらに遠ざける結果になりがち。余白を残すことが、男性に“思い出させる力”になります。

男性の“本音”を変える最後の一手とは?

1. ポジティブな一言で“印象の上書き”を狙う

既読スルーの後に送るメッセージは、「気まずさ」ではなく「軽やかさ」を大切に。「この前おすすめしてた映画、観てみました!すごく面白かったです」といった共通の話題で、返信のハードルを下げましょう。

2. 自分軸の近況報告で“追いすぎない”スタンスを見せる

「最近ゴルフ始めました!」など、自分の生活を楽しんでいる様子を伝えることで、「あなたからの返事を待っているわけじゃない」という余裕を見せるのも効果的です。

3. あえて“連絡を止める”ことで相手の反応を待つ

一度だけ軽いメッセージを送り、その後は一切追わない。この“沈黙”が男性にとっては「どうしたんだろう」「失礼だったかな」と考えるきっかけになる場合があります。

婚活中のNG対応:やってはいけない3つの行動

1. 感情的な長文を送る

例えば、「なんで返事くれないの?私は待ってるのに」など、怒りや悲しみをそのままぶつけてしまう長文LINEは、読む側にとって大きな心理的負担になります。

婚活中の関係は、まだ“信頼関係の構築途中”。その段階で感情的なメッセージを送ると、「この人と向き合うのは面倒かも」と判断されるリスクが高まります。

気持ちを伝えたい場合でも、短く簡潔に、そして冷静に。「またタイミング合ったらお話しできたら嬉しいです」など、余白を持たせる言い方を心がけましょう。

2. SNSでの“匂わせ投稿”

あえて意味深なストーリーを投稿したり、「他の人と楽しくしてますよ」的な内容をあげることで、相手の注意を引こうとする行動。これも逆効果になりやすいです。

「LINEはスルーなのにSNSは更新してるのか」と思われれば、印象は一層悪化します。また、相手がそれを見たとしても、「気を引こうとしてるな」と透けて見えてしまうと、かえって距離を取られることも。

3. 繰り返し連絡する(連投・追いLINE)

「読んでるよね?」「忙しいのかな?」「大丈夫?」など、短文であっても頻繁に送ってしまう“追いLINE”は、重たく感じられがちです。

特に関係が浅いうちは、「自分のペースを尊重してくれない人」と捉えられる可能性が高いため、1通送ったら最低でも2〜3日は間隔をあけて様子を見ましょう。

LINEのやりとりは“呼吸”のようなもの。焦って連続で送るのではなく、相手のリズムに寄り添うことが、結果的に関係をつなぐ鍵になります。

実際の婚活体験談:既読スルーから逆転した3人の女性たち

Aさん(36歳・東京都在住)

仮交際中、3回目のデート後に既読スルーが5日間続き、完全に諦めかけていたAさん。そこで、「この前話してたパン屋さん、行ってみたよ!」と軽い報告LINEを送ったところ、「あそこ、美味しいでしょ!」とすぐ返信が来て関係が再開。その後、交際が深まり、現在は真剣交際中。

Mさん(39歳・千葉県在住)

真剣交際目前で急に既読スルーに。焦って何度もLINEを送ってしまい、「ちょっと距離を置きたい」と言われた経験から、婚活を一時中断。その後、連絡の頻度や内容を見直し、自分の生活に集中。1ヶ月後、相手から「元気ですか?」と連絡が入り、復縁。その後はペースを合わせて交際を続け、現在は婚約中。

Yさん(42歳・大阪府在住)

アプリで知り合った男性からの既読スルーに落ち込み、「私は魅力がないのかも」と自信を失っていたYさん。婚活サロンのカウンセリングで「既読スルー=個人の価値ではない」と教えられ、前向きな視点を取り戻す。「またどこかでお話しできたら嬉しいです」とだけ送ってその後は放置。3週間後に男性から「会いたいと思ってた」と返信が来て、その後交際に発展。

【まとめ】
既読スルーは、必ずしも関係の終わりではありません。
大切なのは、「追いかけすぎず、でも印象は残す」こと。

相手の本音を“引き出す”ための余白や軽やかさが、逆に相手の心を動かす一手になるのです。

焦らず、自分らしさを失わずに、その“一手”をどう打つか。それが婚活で一歩先に進むためのカギになります。