「真剣交際に進んだけど…このままでいいのかな?」
「この人で本当にいいのか、決めきれない」
「結婚後、後悔しないために今何を確認すればいいの?」

そんな不安や迷いを感じたことはありませんか?
婚活で“真剣交際”に進んだ瞬間、多くの女性が抱えるのは「このまま結婚まで進んでいいの?」という漠然とした不安です。
ですが、その不安はあなたの直感。見過ごしてはいけない大事なサインです。

このタイミングで話しておかなければ、結婚後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性は高くなります。
でも逆に、ここでしっかりと話すべきことを確認すれば、迷いはなくなり、自信を持って「この人と一緒にいたい」と思えるはず。

今回は、結婚前に絶対に話しておくべき“7つのテーマ”を徹底解説します。

1. 真剣交際で「結婚後の生活イメージ」をすり合わせる

なぜ必要?

どこに住むか、どんな毎日を送るのか、結婚後のライフスタイルは人それぞれ。でも、思い描いている未来が違えば、どんなに好きでもズレが生まれます。

確認するポイント

  • 住む場所は? 実家の近く?転勤はある?
  • 共働きを続けたい? 専業主婦希望?
  • 家事の分担はどうする?
    相手の「なんとなく」に流されず、具体的な希望を言葉にすることが大切です。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際がスタートしたら、最初の1~2回目のデート中にサラッと。
  • 「もし結婚したら、どんな場所に住みたい?」
  • 「通勤とか家族との距離とか、何を優先する?」

→ あくまで“未来の雑談”のように切り出すのがポイント。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「結婚後は、絶対に私の実家の近くじゃないとダメなんだけど!」
  • フォロー法:「私は実家が好きなんだけど、○○さんの希望も知りたいな」
    → 自分の希望を押し付けず、相手にも選択肢を渡す言い方にする。

2. 真剣交際では「お金の価値観」をオープンにする

なぜ必要?

お金は結婚生活の土台。どんなにラブラブでも、お金の価値観がズレるとストレスは積もります。

確認するポイント

  • 収入と支出、貯金はどのくらい?
  • 家計はどう管理する?財布は別?一緒?
  • 趣味や娯楽にどれくらいお金を使う?
    話しづらいテーマだからこそ、逃げずにクリアにしましょう。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際が始まって1か月以内のタイミングがベスト。
  • 「結婚したら家計はどんな風に考えてる?」
  • 「共働きでも、家計は一緒にする派?それとも別々派?」

→ 2人の未来の“チーム作り”として提案型に。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「貯金はどれくらいあるの?」(詮索っぽく感じられる)
  • フォロー法:「もし将来のために貯金を増やすなら、どういう形がいいと思う?」
    → 目的を先に共有し、“話し合いの姿勢”を見せる。

3. 真剣交際では「子ども」について本音で話す

なぜ必要?

子どもの有無、人数、育て方…。将来を左右する重要なテーマです。曖昧なままだと、後になって取り返しがつかなくなることも。

確認するポイント

  • 子どもは欲しい?いらない?
  • 何人くらいを考えている?
  • 不妊治療はどこまで考える?
    どこまでが現実的で、どこに折り合いをつけるのか、冷静に話し合いましょう。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際が深まったタイミングで(交際1~2か月が目安)。
  • 「もし子どもを持つなら、どんな育て方をしたい?」
  • 「子どもがいる生活って、想像できたりする?」

→ あくまでも理想や希望を聞くスタンスで。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「絶対、子どもは3人欲しいんだけど!」
  • フォロー法:「私は子どもが好きだけど、○○さんはどう考えてる?」
    → 押し付けではなく、“考え方を聞かせて”が自然。

4.真剣交際では 「親との距離感」と「介護問題」を共有する

なぜ必要?

親の存在は、結婚後の生活に影響を与えます。距離感や価値観の違いが後々のトラブルの種になることも。

確認するポイント

  • 実家との関係性、頻度、距離感
  • 同居や将来の介護についての考え方
    「介護はどう考えてる?」は、今だから聞ける大切なテーマです。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際中に「お互いの家族に会う前」がベストタイミング。
  • 「ご両親とはどのくらいの頻度で会ってる?」
  • 「介護のこととか、将来的に考えたりする?」

→ あくまでも「どう考えているか知りたい」というニュアンスで。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「将来、親の面倒は全部私がみるから安心して!」
  • フォロー法:「もし何かあったら、どういう形がベストかな?」
    → 一緒に考えるスタンスが大切。

5. 真剣交際では「休日やプライベートの過ごし方」を話し合う

なぜ必要?

結婚生活は日常の積み重ね。休日の過ごし方が合わないと、居心地の悪さを感じる原因になります。

確認するポイント

  • アクティブ派?インドア派?
  • 趣味や友人関係にどこまで干渉する?
    「一緒に楽しむ時間」と「お互いの自由時間」のバランスを取るための話し合いは重要です。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際に進んだら、できるだけ早めに。
  • 「休日って、どんなふうに過ごすのがリフレッシュになる?」
  • 「一緒に過ごす時間と、自分の時間ってどんなバランスが理想?」

→ “2人で作る生活の話”にする。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「なんで毎週ゴルフなの?!」
  • フォロー法:「○○さんがリフレッシュできるなら全然OK!私も趣味を大切にしたいな」
    → 自分の理想も交えながら、相手も肯定。

6. 真剣交際では「家事の役割分担」をリアルに話す

なぜ必要?

「言わなくても分かってくれる」は禁句。最初からお互いの得意・不得意を共有して、家事の担当を決めましょう。

確認するポイント

  • 誰が何をする?(料理・掃除・洗濯など)
  • 外注サービスを利用する可能性は?
  • 負担感を感じたら、どう相談する?
    曖昧にすると「なんで私ばっかり!」が始まります。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 同棲や結婚が具体化してきた段階で。
  • 「家事って、得意なものと苦手なものある?」
  • 「お互いムリしない範囲で、分担できたらいいよね」

→ 軽く「私は料理は好きだけど掃除は苦手!」と自分の話から始めると◎

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「家事は全部お願いね」
  • フォロー法:「お互い無理しないのが一番だと思うから、得意なことを担当するのがいいかな?」
    → フラットな関係を築く話し方に。

7.真剣交際では 「未来のビジョン」を語り合う

なぜ必要?

目指す方向が違えば、いつか別の道を歩むことになるかもしれません。今こそ、夢や目標を話し合うタイミングです。

確認するポイント

  • どんな家庭を築きたい?
  • どんな仕事や生き方をしていきたい?
  • 5年後、10年後のライフプランは?
    「あなたとなら、こんな未来を歩みたい」が自然と言える関係か、確認する最後のステップです。

◆ 話すタイミングと会話例

  • 真剣交際終盤~プロポーズの前後あたりが理想。
  • 「○○さんとなら、どんな家庭を築けるかなって最近よく考えるんだ」
  • 「5年後、10年後ってどんな暮らしが理想?」

→ 未来の「楽しみ」として語り合うスタンス。

◆ NGな聞き方とフォロー法

  • NG例:「私と結婚したら、絶対にこうして!」
  • フォロー法:「私は○○が理想だけど、○○さんはどう?」
    → 相手のビジョンを大切にする。

【まとめ】

真剣交際のゴールは「結婚を決めること」ではありません。
お互いに「この人となら大丈夫」と思える確信を育む時間です。
どれだけ好きでも、話し合いが足りなければ、不安はつきまといます。

本気で幸せになりたいなら、今こそ「聞きづらいこと」にこそ踏み込むべき。
それが未来の安心と、揺るぎないパートナーシップを作ります。